一関・平泉

窯で焼きたて ピザに笑顔 修紅短大附属 こども園年長児【一関】

新しく園庭に作られた窯で焼いたピザを食べる園児たち

 一関市萩荘の修紅短大附属認定こども園(蜂谷隆博園長、園児230人)で4日、職員が園庭に手作りしたピザ窯を使って年長児がピザ作りを行った。園児は生地にトッピングをしたり、焼きたてのピザを食べたりして楽しいひとときを過ごした。

 ピザ窯は高さ約1・5メートル、幅約2メートル、奥行き約1メートル。園児たちを楽しませようと職員が1年ほど前から構想していたもので、蜂谷園長はじめ職員らで園庭の隅にれんがを組むなどし、3日ほどで完成させた。窯の上には愛称「ぴっつあ かまじい」の看板を掲げた。

 年長児60人はグループに分かれ、直径26センチのピザ生地にチーズやウインナーのほか、園児が世話をした取れたてのミニトマトやピーマン、バジルといった具材を載せ、火を入れた窯で15枚ほど焼き上げた。

 園児たちは出来上がったピザを笑顔で頬張り、清水葵翔ちゃん(5)は「ピーマン大好き、おいしい」と喜んでいた。

 今後はピザだけでなく、パン作りや焼き芋などにも窯を活用する予定。蜂谷園長は「窯の上にやかんを載せてお湯も沸かせる。災害時にも生かせるのでは」と語っていた。

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