県内外

松竹(一関)など6店舗 感染対策のモデル選定 新型コロナ【岩手】

和風レストラン松竹が店内に設置している飛沫感染防止用のアクリル板(2020年6月撮影)

 新型コロナウイルス対策の一環として県生活衛生同業組合と県生活衛生営業指導センターは、業界団体が定める感染拡大予防ガイドラインに沿って感染対策を進める県内の飲食店6店舗をモデル店舗に選定した。モデル店舗を指導拠点にガイドライン導入に向けたノウハウを周辺飲食店に伝える勉強会を開催し、地域における感染対策普及を促す。

 県の働き掛けを受け同組合が選定。8月中にモデル店舗に選定されたのは、飲食業の業界団体が定めたガイドラインに沿って感染対策に取り組む盛岡、一関、久慈、釜石、大船渡、陸前高田6市の6店舗。

 勉強会では、モデル店舗が設備導入に関わる費用や従業員教育などコロナ対策の取り組みのノウハウを周辺飲食店に紹介し、ガイドラインに応じた感染対策の普及を図る。

 同組合は今後、モデル店舗を北上、奥州、山田3市町などを含む10店舗程度まで拡大する予定。モデル店舗ごとの対応状況は写真付きで県生活衛生営業指導センターのホームページで公開するほか、県のホームページにもリンクさせ広く周知する。

 モデル店舗を指導拠点に各地区でガイドラインの導入を加速させたい考えで、同センターの佐々木浩明経営指導員は「モデル店舗を中心に地域で感染対策に積極的に取り組んでほしい」と呼び掛けている。

 モデル店舗は次の通り。

 ▽すペいん倶楽部(盛岡市)▽和風レストラン松竹(一関市)▽お食事処おおみ屋(久慈市)居酒屋わこう(釜石市)北の味処鰣不知(大船渡市)▽SAKE’S BAR THE陸丸(陸前高田市)

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