いわて瞬感 ソバの花 風にそよぐ 花泉・日形【一関】
一関市花泉町日形字町裏地内で栽培されているソバの花が見頃を迎えている。連日厳しい暑さが続く中、白く小さな花が風にそよぎ、初秋の訪れを感じさせている。
盛岡地方気象台によると、9日の一関地方は最高気温が一関で33・2度、千厩で32・2度を記録し、3日連続の真夏日となった。
畑を管理しているのは地域協働体「日花里の郷日形」(千葉輝雄会長)。広さ約20アールの畑に8月上旬に種をまき、成長を見守ってきた。
栽培は2018年度から続けており、同協働体によると「今年は気温が高い影響で、満開になるのが去年に比べてだいぶ早い」といい、10月下旬に収穫する予定。真っ白に染まった畑にはチョウやハチも多く見られ、蜜を求めて花から花へと舞っていた。
同気象台によると、10日の県内は前線や湿った空気の影響で、曇りで激しい雨の降る所がある見込み。