一関・平泉

黄金の実り抱え満面 涌津小5年生【一関】

鎌でひとめぼれを刈り取る涌津小の5年生

 涌津小学校の5年生を対象とした稲刈り体験は18日、一関市花泉町内の学習田で行われ、児童たちが黄金色に実った稲穂を鎌で刈り取り、出来秋に感謝した。

 同校では地元の涌津農地・水環境保全会の協力の下、総合的な学習の時間を利用して農業を学んでいる。同日は21人が参加し、広さ約5アールの水田で5月に手植えした「ひとめぼれ」を収穫した。

 児童は会員から鎌の使い方や稲の持ち方を教わった後、ザクザクとリズムよく音を響かせ作業。稲を束ねて棒掛けも行い、農業のやりがいを肌で感じていた。

 今後は脱穀も体験し、コメは収穫祭で味わう予定。小野寺遥香さんは「稲を切った時の音が好き。きょうを楽しみにしていた。稲がこんなに大きく成長していてうれしかった」と笑顔を見せた。

momottoメモ

▲刈り取った稲を束ねる黄海小の5年生

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