花巻東4強 秋季高校野球東北大会
第73回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催)は17日、宮城県の石巻、仙台両市民球場で準々決勝が行われ、本県第3代表の花巻東は八戸西(青森第2)を2―1で破り、2年ぶりの4強入りを果たした。
花巻東は相手主戦に打線が苦戦するも、二回に適時二塁打と左犠飛で2点を先制。先発の中居颯真(2年)は九回に1点を奪われたが、勝負どころで踏ん張り勝利をたぐり寄せた。
花巻東のほか、仙台育英(宮城第1)、柴田(宮城第3)、日大山形(山形第1)が準決勝進出。準決勝は18日に石巻市民球場で行われ、花巻東は決勝進出を懸けて仙台育英とぶつかる。
花東競り勝つ
【花巻東2―1八戸西】花東が八戸西に競り勝った。二回、無死三塁から5番菊池開が左越え適時二塁打を放ち、1点を先制した。さらに1死三塁とし、7番田代の左犠飛で加点した。先発の左腕中居は丁寧な投球で八戸西打線を打たせて取り、3安打1失点で完投した。
◇石巻市民球場
▽準決勝
柴田―日大山形(10時)
仙台育英―花巻東(13時)