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廃線から13年、くりでんグッズは続く くりはら田園鉄道公園 くりでんミュージアム(宮城県栗原市)

グッズの一例。上から時計回りに、「KD95キッズTシャツ」(1600円)、刺繍入りの「くりでんタオルハンカチ」(各500円)、同じく刺繍入り「KD95ランチバッグ」(1320円)、廃線時の全駅を網羅した「駅名キーホルダー」(写真は若柳、500円)、写真、イラスト、時刻表などさまざまな絵柄がある「ポストカード」(ばら売り1枚70円)

 くりでんミュージアムは、2007年に惜しまれつつ廃線となったくりはら田園鉄道の歴史を伝えるため、主要駅だった旧若柳駅周辺を活用して17年にオープン。実際に使われていた鉄道備品や車両が展示され、鉄道ファンや親子連れなどでにぎわっている。グッズはファン垂涎の鉄道模型、歴代車両の「竣工図」などマニアックなモノがある一方、Tシャツ、トートバッグ、タオルハンカチ、クリアファイルなど日常使いできる商品も充実。動態保存されているKD95車両をデザインしたTシャツは「親子で着たい」とサイズ違いで購入する人も多い。「懐かしい」という世代から廃線後に生まれた子どもたちまで、くりでんは今もなお愛され続けている。

DATA
住/宮城県栗原市若柳字川北塚ノ根17-1
電/0228・24・7961
開/10時~17時(16時最終入館)
休/火曜
料/大人510円、小・中学生310円、未就学児無料

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