一関・平泉

心も照らす幻想の光 室根・中津谷川イルミネーション街道【一関】

毎年趣向を凝らしたイルミネーションが約500メートルにわたって続いている

 一関市室根町津谷川で、恒例の「中津谷川イルミネーション街道」が開かれている。有志の地域住民のほか、地元事業所も協力しているイルミネーションは約500メートルにわたって続いており、色とりどりの発光ダイオード(LED)が冬が深まるまちを明るく彩っている。2021年1月7日まで。

 住民有志による中津谷川イルミネーション同好会(佐藤守一会長)が毎年取り組んでおり、11年目。今年はライトで建物を飾り付けるだけではなく、チューブ状のLEDを使ってトナカイやカメなど動物の姿をあしらったり、モーターを使って可動式にしたりと趣向はさまざま。疫病退散の象徴とされる妖怪「アマビエ」のオーナメントや、「鬼滅」の文字を表すイルミネーションなど、世相を反映した飾り付けも見られた。

 年末年始の帰省客を迎えようと始めた取り組みで、佐藤会長は「年々手が込んできた家もあるし、協力してくれる事業所も増えている。感染症対策には気を付けながら、イルミネーションを楽しんでもらいたい」と呼び掛けている。

 点灯時間は毎日午後4時30分~9時。

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