一関・平泉

餅食普及 活性化へ 飲食店22店舗参加 きょうからスタンプラリー【一関】

30日から開催されるもち食スタンプラリーの応募用紙付きPRチラシ

 新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている飲食店を支援しようと、一関市は30日から「もち食スタンプラリー」を新たに開催する。一関地方に古くから伝わる餅食文化にスポットを当て、餅食の普及も図りながら活性化を目指していく。

 新型コロナの影響を受け、一関商工会議所が「飲食応援チケット」、世界遺産平泉・一関DMOが持ち帰りメニュー支援「#一関平泉エール飯」などを行い、市としても売り上げが減少している企業に一律10万円を給付する独自支援策や、感染防止の取り組みに対する給付金を設けるなど、市内の関係機関・団体はさまざまな支援策を展開してきた。今回は市内産もち米の消費拡大や取扱店の増加を視野に入れ、ふるさと名物応援宣言の対象にもなっている餅を提供する店舗を周遊するスタンプラリーを開催することとした。

 市内の飲食店22店舗が参加。参加店で餅料理や餅菓子を注文、購入すれば、1店舗につき1個のスタンプが押され、スタンプの数に応じて抽選で景品が当たる。スタンプ8個のA賞(1人)は2万円相当のいわて南牛詰め合わせ、4個のB賞(10人)は5000円相当の純米吟醸酒と市内産ひとめぼれのセット、3個のC賞(20人)は3000円相当の市内産ひとめぼれ、2個のD賞(30人)は1000円相当の市内物産品となっている。

 スタンプラリー開催に合わせ、市は参加店に市内産もち米・こがねもちを配布し、利用促進を図る。応募用紙は参加店で配布される。開催期間は餅の需要が増える正月を挟んで2021年1月31日まで(消印有効)。問い合わせはキャンペーン事務局の世界遺産平泉・一関DMO=0191(34)5345=へ。

 参加店は次の通り。

 三彩館ふじせい、道の駅厳美渓、蔵ホテル一関、大福屋、道の駅むろね、かんぽの宿一関、蔵元レストラン世嬉の一、道の駅かわさきレストランぬくもり、山王山温泉瑞泉郷、居酒屋こまつ、まちの駅新町JAJA馬プラザ、祭畤温泉かみくら、松栄堂地主町総本店、熊谷屋菓子店、ホテルサンルート一関、街なか産直新鮮館おおまち、産直センターひがしやま季節館、農事組合法人京津畑やまあい工房、やきとり山平、栗駒茶屋映画館通り店、古代米おりざ、café&GuestHouse kaziya

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