県内外
十分な積雪 多くの来場を 雫石 ３スキー場合同安全祈願祭
雫石町内にある３スキー場などでつくる雫石スキーリゾートエリア連絡協議会（会長・鎌尾宗慶休暇村岩手網張温泉支配人）の２０２０年度合同安全祈願祭は１０日、雫石スキー場で行われた。関係者はシーズン中の無事故を願い、十分な積雪と多くの来場に期待した。３スキー場は、１２日の岩手高原スノーパークを皮切りに月内に順次営業を開始する予定。
同協議会は、連携強化による発展を目的に毎年合同で安全祈願祭を実施している。
祈願祭には３スキー場の関係者をはじめ、町や警察、消防など関係機関・団体から約６０人が出席。神事で営業期間中の無事故を願った。
同日時点でいずれのスキー場もうっすら雪をかぶっている程度。岩手高原スノーパークは１２日、雫石スキー場と網張温泉スキー場は２６日にそれぞれオープンする予定だが、雪不足などで延期される場合もある。
同協議会によると、３スキー場を合わせた来場者総数は、１９年度シーズンが１４万８６４０人で、１８年度シーズンの１６万９５６０人より１２・３％、２万９２０人減少した。暖冬少雪や新型コロナウイルスの影響が要因としている。２０年度シーズンは１４万人を目標に掲げている。
