一関・平泉

創作劇で全国大会へ 千厩高演劇部 コロナに翻弄される人々【一関】

東北地区代表として3月の第15回春季全国高校演劇研究大会に出場する千厩高演劇部

 一関市千厩町の県立千厩高校(石川克紀校長)演劇部は、3月26~28日に北九州市で開催される第15回春季全国高校演劇研究大会(全国高校演劇協議会主催)に東北地区代表として出場する。新型コロナウイルスに翻弄(ほんろう)された2020年を生きる人々をテーマにした作品で、1~3年生7人が練習に励んでいる。

 20年12月18~20日に北上市文化交流センターさくらホールで開かれた第53回東北地区高校演劇発表会に、本県代表の1校として出場。審査の結果、最優秀賞に次ぐ優秀賞一席に選ばれ、全国研究大会への推薦を得た。

 上演作「2020年のマーチ」は部員らによる創作脚本で、物語の舞台は「2020年3月26日午後4時30分から5時30分までの、成人女性4人が暮らすシェアハウス」。登場人物たちがそれぞれに悩み、思いをぶつけ合い、擦れ違ってしまう姿を、コロナ禍の情勢と合わせて表現する。

 昨年は新型コロナの感染拡大防止のため、発表はもちろん観劇の機会も少なく、東北地区発表会は他校の舞台を見ることのできる貴重な機会で、他県の高校の発表に圧倒されたという。佐々木玲奈さん(3年)は「この状況の中で、また発表のチャンスをもらえたということに感謝したい」と思いを語る。

 全国大会は部員全員が初めての経験。今年は感染症対策をしながら10日に部活を開始し、大舞台に向けて演技に磨きを掛けている。小山結花部長(2年)は「県内の高校演劇関係者らから応援してもらっているので、自分たちのできることを精いっぱいやっていきたい」と力を込める。

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