奥州・金ケ崎

水沢農が特別優秀賞 「金色の風」初入賞 お米甲子園【奥州】

お米甲子園で特別優秀賞を受賞した水沢農高作物専攻班3年の(左から)千田さん、佐々木さん、伊藤さん

 水沢農業高校農業科学科作物専攻班の3年生は、第11回全国農業高校お米甲子園(米・食味鑑定士協会など主催)で2年連続特別優秀賞に輝いた。同校の入賞は7回目となるが、今回は県のフラッグシップ米「金色(こんじき)の風」で初入賞。千田柚葵さん(17)は「食べやすく香りも良いコメになった。春から丁寧に作業してきたこと、先輩に続いて入賞できたことで喜びが高まった」と喜んでいる。

 お米甲子園は「日本のお米」に誇りを持ち伝統を受け継いでさらなる発展を目指してほしいと、「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」の1部門として2010年に始まった。今回は全国78校から180検体が出品された。

 同校では4・5ヘクタールの実習田で、金色の風、ひとめぼれ、ササニシキ、ヒメノモチを作付けし、同班が中心となって管理している。これまでに15年にひとめぼれで金賞を受賞し、特別優秀賞は今回で6回目。金色は3年目の作付けで昨年も出品しているが、昨年はササニシキだけが最終審査に進み特別優秀賞となった。

 同班の千田さん、佐々木ひまわりさん(17)、伊藤天翔さん(17)の3人は「金色で入賞」との思いで、今回は金色の風のみ出品することにした。20年について同班では「カメムシ防除が大変だった。クラスメートの協力を得てなんとか頑張った」という。

 同校で収穫した金色の風は30キロ入りで43袋。「粒をそろえ、炊きあがりをそろえよう」と佐々木眞二教諭(48)のアドバイスを受け、ライスグレーダーの目を大きくしてえりすぐりのコメを出品した。

 千田さんは「先輩に続いての入賞、そして岩手で特別な米での入賞。二重に喜びが重なった」と話し、「食べてみて軟らかで甘みが強い、おいしい米だと実感した」と熱く語っている。

地域の記事をもっと読む

奥州・金ケ崎
2021年8月2日付
奥州・金ケ崎
2021年8月2日付
奥州・金ケ崎
2021年8月2日付
奥州・金ケ崎
2021年8月2日付