北上・西和賀

春の香り味わい深く 桜餅を限定販売 葉、花びら塩漬け添え 展勝地【北上】

展勝地が新発売した「さくらもち」

 展勝地レストハウスを運営する株式会社展勝地(軽石倫史社長)は、「さくらもち」を商品化した。桜の葉と花びらを添え、春の香りが漂う餅として限定販売している。

 展勝地の桜と、名物の餅を掛け合わせ「もち米を使い、おはぎ風に再現できたらと考えた」(同社餅部)という。毎朝、臼ときねを使ってついた餅にあんこを入れ、硬くならないよう糖水をつけて甘さを加減。桜の葉と花びらの塩漬けを添えた。

 あんこの甘さ、葉と花びらの塩漬けが絶妙なバランスで、程よい食感が口に広がる。餅部の片方智宏部長(42)は「もち米を臼ときねでつき、ひと工夫した味わいになっている。展勝地の桜を見に来た際にはぜひ味わってほしい」と話す。

 3月下旬から同レストハウスの店頭に並び、15日から5月5日まで行われる、北上展勝地さくらまつりの期間中も売り出す。天候、曜日にもよるが、1日最大100個を同ハウスで限定販売する。1個300円(税込み)。問い合わせは同ハウス=0197(64)2110=へ。

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