奥州・金ケ崎

疫病退散願い 神楽を奉納 日高神社春祭【奥州】

日高神社春祭で奉納された御神楽

 奥州市水沢の日高神社春祭は22日、同神社社殿で行われた。祭典と神楽奉納が行われ、地域の安寧とともに疫病退散を祈った。

 同日夕方に行われた神楽奉納は、千田和典宮司、小野寺傳祭典委員長ら神社関係者数人が参列。社殿でお清めを受けた奥州胆沢北下幅神楽(同市水沢)が、「御神楽」と「三番叟(さんばそう)」を奉納した。

 御神楽では、太鼓と笛、鉦(かね)の音が社殿に響き渡る中、4人の舞い手が華やかに舞った。また、三番叟では、せりふとともに跳び上がるなど軽妙な所作の入った舞が披露された。

 小野寺委員長は「春祭にふさわしい宵宮神楽を格調高く奉納していただいた」と感謝。千田宮司は「昨年に続いて普段と違う春祭。少し寂しいが、神楽によって春の祭りを感じられた。大変な状況にあるが、大切な文化や伝統を守っていきたい」と話していた。

 例年春祭は日高火防祭(ひぶせまつり)の1週間前。併せて日高火防祭保存会による三曲合同演奏会が行われているが、火防祭が新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から中止となったことに伴い、2020年に続いて演奏会も中止となった。同保存会は、例年火防祭が行われている29日に関係者が同神社に参集し、火防を祈る神事「日高神社火防祈願祭」を行う。

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