奥州・金ケ崎

県立高再編計画最終案 工業高統合に意見 胆江ブロック説明会【奥州】

水沢工と一関工の統合をテーマに開かれた県立高校再編後期計画最終案の説明会

 県立高校再編計画後期計画最終案の説明会は6日夜、奥州市の市文化会館(Zホール)で開かれた。統合対象校がある4ブロックのうち、胆江ブロックの説明会。主催の県教委は2025年度以降に水沢工(同市)と一関工(一関市)を統合する構想を中心に説明し、出席者が意見を寄せた。

 2月の最終案公表後、住民への説明不足を指摘する声が相次ぎ、県教委は策定時期を20年度から21年度以降に延期。説明会も開催し対応している。胆江の説明会には奥州市と金ケ崎町を中心に60人が出席した。

 県教委の説明によると、同後期計画(21~25年度)の最終案で示された学校統合のうち胆江関連では、ブロックを超えた2校の統合で大規模な工業校(6学科)を新設。時代に対応した新しい学びの創設や産業人材の需要への幅広い対応などを狙う。人口知能(AI)など先端技術を学ぶ学科の新設も見込む。新校舎建設が前提で、場所は未定。

 少子化への対応や学科数の維持、部活動などの充実を見据えた計画に、出席者からは「工業高をなくしてほしくないのが率直な思いだが、校舎の老朽化や生徒数減の現状を直視しなければ」「一抹の夢も感じる。地元で活躍できる人材や機会をつくってほしい」などの声が寄せられた。

 建設場所などの具体的内容は統合検討委員会での協議で決定していく方針。通学範囲が広域化するだけに建設場所への関心は高く、「通学時間や距離がネックとなる。できれば駅の近くなどに建設してほしい」「大きな不安がある。決定プロセスに客観性、透明性を持ってほしい」などの意見があった。

 県南地方での説明会は今後、両磐ブロックが11日に一関文化センターで開かれる。既に出席申し込みは締め切られている。

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