一関・平泉

希少ギザード簡単おいしく 室根・オヤマ 本格販売開始 新商品「いわいどりのとりたん」【一関】

オヤマが本格販売を開始した「いわいどりのとりたん」

 一関市室根町の鶏肉生産加工販売業オヤマ(小山征男代表取締役)は、希少部位のギザード(砂肝)を使った新商品「いわいどりのとりたん」の本格販売を始めた。25日は盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)で報道機関向けの商品発表を行い、午後からは同社が運営するインターネット通販サイト「奥州いわいネット」で注文受け付けを開始。26日からは市内の道の駅むろねと新鮮館おおまちで店頭販売を行う。

 同社は、新型コロナウイルスの影響で商品を卸していた飲食店が休業するなど出荷が低迷。ギザードは一羽から30グラムしか取れない希少な部位で、個人宅での加工が難しく、廃棄せざるを得ない状況にあったが、持続可能な開発目標(SDGs)を考慮し食材を有効活用しようと、2020年秋ごろに専門チームを立ち上げ商品開発を進めてきた。

 開発に当たっては、子供や高齢者も食べやすいよう切り込みの入れ方を工夫し、塩麹(こうじ)をベースにしたオリジナルのたれで味付けした。牛タンのような食感と風味で、酒のつまみにも弁当のおかずにも最適という。

 パッケージは親しみやすいよう、開発チームリーダーの岩渕恵さん(37)が描いた加工したギザードを4人家族に見立てたイラストを配した。家庭でおいしく焼き上げられるよう、裏面には調理方法の図解も掲載した。

 4月19~21日に奥州いわいネットで行った感謝祭での先行販売では、当初準備した2000パックが初日で完売し、急きょ追加するほど人気を博した。購入者からの反応も上々で、90代女性からの「私でもおいしく食べられた」というコメントもあったという。

 同社の小山達也常務取締役(45)は「まずは県内で多くの人に認知してもらい、地場産品として広く根付いてほしい。いずれは岩手や一関といったら『とりたん』がイメージされるようにしたい」と話す。

 今後は無料動画サイト・ユーチューブなどインターネットを活用し、アレンジメニューなどの情報発信も行っていく予定。

 とりたんは200グラム580円(税込み)。通販は別途送料がかかる。商品に関する問い合わせは同社デリカ部=0191(64)3510=へ。

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