一関・平泉

大東で史上最大降水量 きょう芒種【一関】

激しい風雨の影響で行き交う人もまばらな商店街=4日正午ごろ、一関市大町

 5日は二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」。先端がとがった芒(のぎ)がある穀物を意味するもので、梅雨入り前の麦刈りのほか、昔は稲の作付け適期とされていた。

 4日の一関地方は寒冷前線が東北地方を通過した影響で明け方から風雨が強まる大荒れの天候。盛岡地方気象台によると、降り始めからの降水量(午後6時現在)は祭畤で116・5ミリ、一関でも74ミリに達し、大東では82ミリと6月の観測史上最大となった。

 最大瞬間風速は一関で15・2メートル。最高気温は一関で20・1度、千厩も19・7度までしか上がらなかった。

 日中の一関市街中心部は人通りもまばらで、時折行き交う歩行者は強風で傘を飛ばされないようしっかり押さえながら、足早に目的地へと向かっていた。

 同気象台によると、5日は高気圧に緩やかに覆われるため晴れの見込み。最高気温は一関で今季最高の27度に達するとしている。

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