北上・西和賀

冷静、迅速安全第一に 山門さん、選手をサポート サッカー女子医療スタッフ【北上】

東京五輪女子サッカーの選手用医療スタッフとして活動する山門さん

 東京五輪サッカー女子の選手用医療スタッフとして各国の出場選手を支えている北上市の山門武志さん(36)は28日、市役所に髙橋敏彦市長を表敬訪問し、活動の様子を報告するとともに「貴重な経験を子供たちに伝えていきたい」と意気込みを語った。

 山門さんは、医師や看護師らで構成される選手用医療スタッフのアスリートケアアシスタントとして、宮城県利府町のキューアンドエースタジアムみやぎで行われているサッカー女子の出場選手をサポート。試合中はベンチ横で待機し、選手が倒れたり、けがをしたりした場合、チームドクターらの指示を受けて対応に当たる。

 27日の日本―チリ戦を含む1次リーグ4試合を担当したほか、30日に行われる準々決勝でも選手をサポートする。「どんな状況でも冷静に、迅速に行動しなければならず、長時間の集中力を要するが、国際試合の現場にいられるのは幸運なこと。選手の安全を第一に、私自身オリンピックの雰囲気を楽しみたい」と語った。

 髙橋市長は「貴重な体験はこれからの指導にも生かせると思うので、ぜひ子供たちに伝えてほしい」と、今後の活躍にも期待を込めた。山門さんは「県内の子供たちも夢や希望を抱き、五輪選手を目指すようになるよう、積極的に経験を語っていきたい」と今後の目標も話した。

 山門さんは山口県出身で、結婚を機に2013年に本県に移住。16年には同市本通りにパーソナルトレーニング専門ジム「クレド」を開業した。日本体育協会公認のアスレチックトレーナーの資格を有し、専大北上高校女子サッカー部などで部員をサポートしている。

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