一関・平泉

こだわりのロゴ ジャズな生きざま Tシャツ、ステッカー販売 DMOとベイシーコラボ【一関】

ベイシーコラボした商品第2弾として販売されているTシャツ
▲ステッカーは「楽器ケースに貼ってほしい」という思いが込められている

 世界遺産平泉・一関DMO(松本数馬代表理事)は、一関市地主町のジャズ喫茶ベイシーとコラボレーションしたTシャツとステッカーの販売を開始した。1月に発売したスウェットに続く第2弾。店主の菅原正二さんが監修した新たな同店のオリジナルロゴが入っており、ファンから人気を集めそうだ。

 同店は、大学在学中にビッグバンド「ハイソサエティ・オーケストラ」でバンドマスター兼ドラマーとして活躍した菅原さんが1970年ごろにオープン。店名の由来となったカウント・ベイシーから直々に「スウィフティー」という愛称を与えられ、こだわり抜いたオーディオでレコードを「演奏」し、多くのファンを魅了し続けている(現在は休業中)。

 2020年には同店と菅原さんの生きざまを追ったドキュメンタリー映画「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(バラード)」が公開され、今年5月に開かれた韓国国際映画祭で最優秀アジア映画賞に輝いた。

 同DMOでは、同市のふるさと納税に関する返礼品業務を受託していることで、菅原さんに返礼品として同店に関する商品を扱うことを提案、快諾を得てコラボ商品開発を進めている。

 第2弾では、夏場に着てほしいということからTシャツと、菅原さんの「楽器ケースなどに貼ってほしい」という思いを込めてファンから要望が多かったステッカーを用意。いずれも菅原さんと一緒に考案した新オリジナルロゴが入れられた。Tシャツの色はカーキとホワイトの2種類で、サイズはS、M、L、XL。ステッカー(縦7・5センチ、横10センチ)は英語表記のブラック、ホワイトバージョンと、日本語表記のホワイトバージョンの3種類で、ロゴ文字はゴールドで示されている。

 同市上大槻街の地域活性化拠点「一BA(いちば)」や同DMOの地域産直オンラインショップ「LocalいちBA」で取り扱っているほか、同市のふるさと納税の返礼品に取り入れられている。

 販売価格はTシャツ3000円、ステッカー1種500円(いずれも税込み)。同DMOでは今後もコラボ商品を検討しており、「店自体が一関の伝説になっており、ロゴを身に着けてコロナ禍を乗り切ってもらいたい」としている。

 問い合わせは一BA=0191(48)3838=へ。

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