一関・平泉

重さずっしり黄金メロン 収穫と出荷作業体験 平泉小5年生

収穫したメロンを手に「ずっしり重い。おいしそう」と喜ぶ平泉小児童

 平泉町内で栽培されている黄金メロンについて学ぶ平泉小学校(佐々木秀善校長、児童265人)の5年生は25日、生産者の圃場(ほじょう)で黄金メロンの収穫と出荷作業を体験した。甘みたっぷりに育ったメロンの重みを感じながら収穫し、地元の特産品に理解を深めた。

 町の1次産業から3次産業までを学ぶ総合学習の一環。2021年度は1次産業の農業を学んで地元に理解を深める機会として5年生24人が、黄金メロン研究会の高橋正洋会長(62)=同町平泉字花立=方のビニールハウスで6月に苗を定植。7月の受粉作業から50日ほど経過して収穫期を迎えた。

 ハウス内での収穫では、受粉時に児童がペンで付けた紙を目印に、たわわに実ったメロンを柄の部分を残して1人1玉ずつ慎重に収穫した。作業場では前日まで収穫されたメロンを拭いてシールを貼り、重さを計量してサイズごとに出荷ケースに納める作業を行った。

 今年産は8月に入って天候不順の影響が心配されたが、大きさ、甘さとも申し分のない出来で、メロンを試食した松島和久君は「皮のところまで甘くて、とてもおいしい」と満足げな表情を見せ、阿部次慶君は「定植から収穫まで体験できて良かった。農業をしてみたいという気持ちも出てきた」と語った。

 27日は5年生が同校で販売体験を行うが、新型コロナウイルス感染防止の観点から同校児童の保護者のみに販売する。

 指導に当たった高橋会長は「自分で育て収穫することで平泉の特産品に理解を感じたと思う。メロン作りを担う人になってもらえれば」と話している。

 黄金メロンは1株から1個の実を収獲することで、糖度14度以上と一般のメロンより甘く香り高いのが特徴。現在は高橋会長をはじめとする同研究会員8人が栽培に取り組んでいる。

 同研究会による即売会は28、29の両日、同町平泉字伽羅楽の道の駅平泉で開かれる。

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