北上・西和賀

新校舎模型展示 意見、アイデア募る 専大北上高

北上市役所に展示されている専大北上高新校舎の模型

 北上市新穀町の専大北上高校(阿部伸校長、生徒727人)は2日、2023年度に使用開始する新校舎の基本設計案の模型を市役所ロビーに設置した。市民に見てもらうことで新校舎への意見や活用のアイデアなどを広く募集し、「地域と共に学ぶ新校舎」の最終的な設計に反映させたい考え。模型は3日まで市役所に展示した後、4日から市立中央図書館に移す。

 当初は地域住民を交えたワークショップを開いて学校への要望や期待などをまとめ、参考にする計画だったが、新型コロナウイルス感染拡大状況を踏まえて断念し、模型展示を通じて意見を募る形に変更した。

 設置している模型は約1・8メートル四方で、同校の敷地を100分の1のサイズに縮小。南側に新築される鉄筋コンクリート4階建ての第1校舎と、内部のリニューアルが進んでいる西側の既存の第2校舎が「へ」の字型に連結され、中央に昇降口を配置している。

 第1校舎の東側には、地域連携イベントなどに使用できるアクティブホールが設けられているほか、テラスやバルコニーなどの設置も想定。それぞれの学科、学年の生徒が交流できるスペースや階段も盛り込んでいる。生徒、外部業者がともに利用しやすい位置に購買を設けるなど、設計・工事管理関係者と生徒が6月に取り組んだワークショップの成果も取り入れた。

 会場では、設計共同体を構成するナスカ(東京都)の代表取締役で早稲田大教授の古谷誠章氏による設計の解説動画を発信しているほか、校舎への意見やアイデアを書き込むアンケート用紙と回収ポストを用意。阿部校長は「学校では今後も地域に根付いた教育を目標としていく。模型は基本案で、最終案に向けて地域の方々からの意見を多く求めたい。たくさんの方に見ていただきたい」と話している。中央図書館の展示は4日午前10時から9日午後1時まで。

 校舎新築計画は、10月8日に行われる同校創立70周年記念式典で発表される予定。22年4月に着工し、23年3月の竣工(しゅんこう)、4月の使用開始を見込んでいる。

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