奥州・金ケ崎

職員の初動万全に 奥州市総合防災訓練

災害対策本部設置を中心に行われた奥州市の総合防災訓練

 奥州市の総合防災訓練は5日、市役所などで行われた。2020年は新型コロナウイルスの影響で中止されたため2年ぶりとなったが、感染拡大防止のため市民の参加は取りやめ、職員のみで実施。災害対策本部設置を中心に部局ごとの対応や連携、市民への情報発信の手順などを確かめた。

 訓練は、大雨で北上川が氾濫したのに続き、震度5以上の地震が発生したとの想定で行われ、部長級職員と指定された同本部スタッフら約40人が参加。このうち災害対策本部の設置訓練は、事前に通達された被害想定を基に各部局で予想される対応を精査し、同日報告する方式で行われた。

 市役所本庁では、同本部会議を時間経過ごとに3回開催。各支所とはインターネットでつなぎ、各部長は必要となる初動対応や関係機関・団体との情報共有などを挙げた。

 市民や近隣住民に喫緊の事態を知らせる携帯電話などへの緊急速報メール(エリアメール)を実際に送信。移動系防災無線と画像伝送システムを使った同本部と災害現場との中継テストなども行われた。

 訓練終了後、本部長の小沢昌記市長は「災害時の情報発信、収集の訓練はコロナ禍でもしておかなければならない。訓練で出た課題を整理し、万全の対応につなげたい」と語った。

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