北上・西和賀

北上翔南が最優秀 来夏の全国出場権獲得 県高総文祭郷土芸能

4年連続の最優秀賞を受賞した北上翔南鬼剣舞部。勇壮で迫力ある演舞を見せた

 第44回県高校総合文化祭(高文祭)郷土芸能発表会は16日、北上市文化交流センターさくらホールで開かれた。各校が伝統芸能の演舞や和太鼓演奏を繰り広げた結果、北上翔南の「鬼剣舞」が4年連続最優秀賞を受賞。優秀賞1席の岩泉「中野七頭舞」と共に、2022年夏に東京都で開催される全国高総文祭への出場権を手にした。

 民俗芸能の宝庫といわれる本県で、伝統芸能を継承する高校生にとって全国につながる大きな舞台。新型コロナウイルス感染拡大防止のため20年度に続き無観客で開催し、16校約270人が出演した。

 花巻農の「春日流花農鹿踊(ししおどり)」で開幕し、各校の生徒たちがさんさ踊りや神楽、百姓踊り、虎舞、民謡、和太鼓など多彩な郷土芸能を披露。優雅な踊りから勇壮な演舞、威勢のいい太鼓演奏などが繰り広げられた。

 北上翔南鬼剣舞部は1~3年生の部員54人が出演し、新型コロナの早期収束を願い千手観音を皮切りに一番庭、膳舞、カニむくり、八人加護などを組踊りにして演舞。

 はやしに合わせて迫力ある掛け声を上げ、躍動感と一体感に満ちた踊りを見せた。

 齋藤心愛部長(3年)は「最優秀賞を取りたくて頑張ってきた。今までうまくいかないこともあり不安だったが、無事成功できた。十分やり切った」と充実した表情。来年、全国高総文祭に出場する後輩たちには「今年は全国で賞を取れなかったので、1位を目指して頑張ってほしい」と思いを託した。

 県高文連郷土芸能専門部の山蔭早苗事務局長は「各団体とも昨年の講評をよく分析して基本に立ち戻って練習しつつ、全体の構成を微妙に変えてきた。地域のサポートも素晴らしい」と評価していた。

 優秀賞2席と優良賞は次の通り。

 ▽優秀賞2席=伊保内「江刺家神楽」▽優良賞=花巻農「春日流花農鹿踊」、雫石「上駒木野さんさ踊り 中入り 葛根田田植踊」、宮古水産「翔洋・潮騒」、葛巻「葛巻神楽『権現舞』」、大迫「早池峰神楽大償流大迫高校神楽『三番叟(さんばそう)』、大船渡東「東高太鼓~原点回帰~」、一関二「族」、岩谷堂「金津流岩高鹿踊」

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