一関・平泉

丹精込めた大輪 境内彩る 菊まつり開幕 中尊寺【平泉】

中尊寺本堂前などに展示され、参拝客らを楽しませている菊花

 第35回中尊寺菊まつり(同まつり協賛会主催)は20日、平泉町の同寺で開幕した。町内外の菊愛好者が丹精込めて育てた菊花330点余りが本堂などに飾られ、紅葉が色づき始めた境内に彩りを添えている。11月15日まで。

 新型コロナウイルス感染防止のため規模を縮小し、例年の懸崖(けんがい)と盆栽菊は取りやめ、三本仕立てのみを展示した。同町をはじめ一関、奥州、盛岡各市の菊花会から約250点を出品。町内の平泉、長島両小学校児童による大菊一輪も約80点が展示されている。

 開幕法要が営まれた本堂と、本堂前参道には菊を展示する上屋が設けられ、本堂前には厚物、厚走り、管物の三本仕立てが並ぶ。同協賛会によると、今年は好天に恵まれて生育状況は良好で、開花はやや早いという。

 同寺境内には同日、観光客や隣県の修学旅行生などが訪れ、数多くの菊花を観賞。宮城県多賀城市から訪れた男性(46)は「秋に訪れるのは3回目。大きな花に仕立てたのは見事。見応えがある」と感心していた。

 咲き始めが多いため、見頃は11月初めとなりそうで、来月2日午後には出品菊の審査を予定。例年催されている菊供養会と入賞菊の表彰式は行わない。

 期間中は、同寺で境内の木々をライトアップする紅葉銀河(29日~来月14日)、平泉観光協会主催の秋の藤原まつり(来月1~3日)が行われる。

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2021年12月4日付
一関・平泉
2021年12月4日付
一関・平泉
2021年12月4日付
一関・平泉
2021年12月4日付