一関・平泉

農作業終盤 冬近し きょう霜降 児童が脱穀体験【一関】

千歯こきを使い、昔ながらの脱穀作業を体験する涌津小の5年生

 23日は二十四節気の一つ「霜降(そうこう)」。暦の上では寒さが増し朝露が霜に変わるころとされ、冬の訪れを前に農作業も秋まき野菜の作付けや天日干ししていた稲穂の脱穀など終盤を迎える。

 22日の一関地方は高気圧に覆われて日中晴れたものの、朝方は地上の熱が奪われる放射冷却現象の影響で最低気温が一関3・9度、千厩1・7度(ともに盛岡地方気象台調べ)と今季最も冷え込んだ。

 一関市花泉町の涌津小学校(千葉芳恵校長、児童113人)では、9月に稲刈りを体験した5年生25人が涌津農地・水環境保全会(岩渕功代表)の協力で昔ながらの脱穀作業に挑戦。戦前まで使われていた千歯こきや足踏み式の脱穀機を使い、手作業で稲穂の束からもみをこそぎ落としたほか、ハーベスタを使った現代の脱穀作業も手伝った。

 自宅にも古い脱穀機が残っているという丸山紗弥さん(10)は「実際に使ったのは初めてで、大変な作業だった。昔の農家の苦労が分かった」と語った。

 同気象台によると、23日は気圧の谷や寒気の影響により曇りや晴れで、内陸では雨の降る所がある見込み。

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