一関・平泉

給湯器の凍結注意 対策呼び掛け 県高圧ガス保安協一関支部

 県高圧ガス保安協会一関支部(菅原良一郎支部長)は、急な冷え込みを原因とするガス給湯器の凍結に注意するよう各家庭に対策を促している。新型コロナウイルスによる電子部品類の生産遅延などが影響し、国内で機器本体の品薄状態が続いているためで、機器の交換、修理にも時間を要することが予想されることから同支部は「故障を防ぐために凍結防止ヒーターの確認や水抜きなどをしっかり行うようにしてほしい」と呼び掛ける。

 新型コロナの世界的な感染拡大は、海外で生産される給湯器部品類の調達にも大きな影響を及ぼし、国内では機器本体の製造に支障が出ており、発注しても各販売店に届くまでに時間がかかっている状況という。

 凍結で故障した場合、交換するにも時間がかかり、お湯が使えない生活が長く続くことが予想されることから、特に寒さが厳しさを増すこれからの時期は注意が必要となる。

 同支部では「凍結による故障を防ぐためにもいま一度、確認をお願いしたい」とし、年末年始の帰省で留守にする場合でもブレーカーを下げないことや、凍結防止ヒーター線の差し込み確認、凍結防止機能が付いていない給湯器内の水抜きなどを徹底するよう対策を求めている。

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