奥州・金ケ崎

火防祭代替行事へ結束 成功期し事務所開き 水沢42歳厄年連翔酉陣【奥州】

22年度水沢42歳厄年連「翔酉陣」の事務所開きで玉串をささげ、活動の無事を祈る佐々木会長(中央)

 2022年度奥州水沢42歳厄年連「翔酉陣(しょうゆうじん)」(佐々木譲会長)の事務所開きは15日、奥州市水沢東町の現地で行われた。佐々木会長(40)をはじめ厄年連役員、21年度42歳厄年連「申舞伝(しんぶでん)」(千葉恭義会長)役員が出席し、4月30日に予定される日高火防祭(ひぶせまつり)の代替イベントに向けて結束を高めた。

 事務所開きは例年会員が大勢集まっているが、新型コロナウイルス感染防止対策のため人数を絞り計14人の出席で行われた。神事では事務所を拠点とした活動の無事を祈り、日高神社の千田和典宮司が祝詞を奏上し、役員が玉串をささげた。

 あいさつに立った佐々木会長は「先が見えない状況ではあるが、やっと事務所開きができた。代替イベントを一つのゴールにして協力して頑張りたい」と語った。

 事務所には、25歳厄年連時代当時に使っていた看板を掲げる予定。現在会員を募集中といい、「150~200人が目標。きょうが本格的な始動になり、現在検討中の祭典テーマ、演舞の振り付けなどを来月には決めていきたい」としている。

 同日は、申舞伝から翔酉陣へ、代々引き継いでいる物の継承や事務的な連絡なども行った。

 水沢地域の42歳厄年連は例年、同祭に賛助出演し演舞を披露するなどして盛り上げを図っている。20、21年はコロナ禍で同祭が中止されており、22年は代替イベント開催の方向となっている。

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