北上・西和賀
映画の名曲奏でる アンサンブルソノリテ定演【北上】
北上市を拠点とする吹奏楽愛好会・アンサンブルソノリテの第２３回定期演奏会は１月３０日、市文化交流センターさくらホールで開かれた。メンバーは昭和から平成までの映画などの名曲を奏で、来場者に懐かしい音色を届けた。
第３１回市民芸術祭参加で、２部構成で開催。メンバーら約５０人がステージに立ち、同会を指導するトランペット奏者の櫻井伸泰さんが客演指揮を務めた。
第１部は「さくらのうた」などコンクール課題曲を中心に演奏。第２部では映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のテーマ曲をはじめタイタニックの主題歌、アナと雪の女王の「レット・イット・ゴー」などを奏でた。
映画が上映された年に起きた主なニュースを紹介し、メンバーが当時の思い出話を披露。来場者は演奏と共に、当時を思い出しながら聴き入っていた。アンコールの「フライデーナイト・ファンタジー」「シロクマ」では櫻井さんがプロならではのトランペットの高音を響かせ、来場者の手拍子に乗りメンバーも一体感ある演奏を繰り広げた。
今回は座席の間隔を空け検温、連絡先明記など新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して行った。神山真知子会長は「悩んだが、みんな努力し積み上げてきた１年間の締めくくりとして、できる対策をして開催した。お客さんの拍手は本当にありがたく、これからの活動の力になった」と感謝していた。
