花巻
見守り、応援今後も 創立１１０周年で感謝状 花巻南高 歴代校長、ＰＴＡ、同窓会長１３人に
県立花巻南高校の創立１１０周年記念感謝状贈呈式は２６日、花巻市大通りのホテルグランシェール花巻で行われ、同校への協力に感謝した。
感謝状が贈られたのは、２０１１年度から１０年の間に校長、ＰＴＡ会長、同窓会長を務めた１３人。
２１年１０月開催の記念式典で贈呈を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため出席者を生徒に限定し、贈呈式の実施を見送っていた。
贈呈式には、歴代の校長、ＰＴＡ会長、同窓会長の計８人をはじめ、記念事業実行委員、同校職員、来賓として上田東一市長ら約４０人が出席した。
実行委の山田道宏会長は「皆さんとお会いして花巻南高校の歴史を感じられるのはうれしい。今後も見守り、応援してほしい」とあいさつ。同校の山田浩和校長は「これからも本校の応援団として生徒たちの活躍を気にしてほしい」と呼び掛けた。
感謝状を受け取った歴代校長やＰＴＡ会長、同窓会長らは同校との縁や当時の思い出などを語った。創立１００周年時に校長を務めた吉田文夫さんは「これからも生徒の活躍、学校の発展を見守っていく。永遠にこの伝統が続いてほしい」と願った。
０２年から同窓会長を務める瓜生祐子さんは「チーム花巻南のみんなで頂戴した感謝状。同級生、同窓生、市民の皆さんの力があって、ここまで活動してこられた」と感謝した。
同校は１９１１年、県立花巻高等女学校として開校し、５３年に現校名に改称。９１年から男女共学となり、２０２１年で創立１１０周年を迎えた。
