県内外
コロナ新規感染３３９人 新規クラスター３件【岩手】
県と盛岡市は３日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女３３９人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規のクラスター（感染者集団）は３件発生。重症者はいない。患者累計は１万１７０２人となった。
保健所ごとの内訳は、盛岡市９７人、中部６９人、県央５５人、奥州３０人、釜石２９人、一関１８人、久慈１４人、宮古１０人、二戸９人、大船渡８人。
新たなクラスター関連では、盛岡市の医療施設で５人が判明し患者や医療従事者計６人、教育・保育施設で１人が判明し教職員ら計７人がそれぞれ感染。一関保健所管内では、学校で３人が判明し児童生徒計８人が感染した。
このほか、公表済みのクラスター３４件で新規患者が確認された。
直近１週間の人口１０万人当たり新規患者数は県全体１９０・５人で過去最多。盛岡市は２７９・９人。病床使用率は４０・８％と前日から減少した。
感染者数の高止まりが続いていることを受け、県保健福祉部の工藤啓一郎理事心得は「自分や家族を守るために、マスク着用や手洗い、換気、不安がある場合には自主的に隔離するよう気を付けていただきたい」と基本的な感染対策の徹底を改めて呼び掛けた。
