幸せの黄色いがんづき 南部一郎練り込み新商品 若神子亭【一関】
一関市厳美町の骨寺村荘園交流館(若神子亭)は21日、同町本寺地区の特産カボチャ「南部一郎」を練り込んだがんづきを発売した。当面は不定期で提供していく予定だが、地域色を生かした新商品に早くも注目が集まっている。
同地区らしい商品を作ろうと同館スタッフが考案し、厨房で手作りしている。カボチャの風味を生かして甘さは控えめに仕上げ、「荘園」らしく小麦粉の代わりに米粉を使用。しっとりもちもちとした食感が味わえる。
考案したスタッフは「米粉は小麦粉と違って柔らかさと膨らみのバランスが難しく、何度も試作を繰り返した。カボチャの色で見た目もきれいに仕上がったと思う」と話している。
同館レストランの喫茶メニューと産直コーナーで提供・販売し、レストランではコーヒーとセットで450円(税込み)、産直では1パック2個入り300円(同)。
営業時間はレストランが午前11時~午後3時、産直が午前9時~午後4時。不定期販売のため、購入を希望する場合などの問い合わせは同館=0191(33)5022=へ。