waninaru 勉強、遊び子育て応援 大町 放課後児童クラブ開所【一関】
ネットワーク構築やテレワーク機器の導入などを手掛ける「A.JUST INNOVATION」(本社盛岡市、大久保篤代表取締役)は1日、一関市の委託を受けて同市大町に放課後児童クラブ「waninaru(わになる)」を開所した。主に市内の小学校に通う児童を対象に、遊びと学びのスペースを提供し、子育てを応援する。
大久保代表取締役が児童や福祉に関する仕事で地域社会に貢献したいと考え、2021年9月ごろから本格的に準備を進めてきた取り組み。
施設は木造2階建て。1階は遊具類を準備して児童が自由に活動できるフリースペースに、2階は静かに勉強できる空間として活用する。スタッフとして放課後児童支援員ら6人が対応に当たり、常時3~4人が常駐する。
初日は16人の児童が訪れて遊具類で遊んだほか、スタッフらとともに近場の公園にも足を運んだ。
参加した小学4年の男子児童は「初めて会った子とも仲良くできた。これから勉強も遊びも楽しみたい」と語っていた。
同クラブの代表も務める大久保代表取締役は「子供たちが毎日来たいと思えるようなアットホームな児童クラブにしていきたい。(保護者の人たちが)働きながらでも子育てがしやすくなるようにお手伝いができれば」と思いを述べた。
同クラブの利用時間は平日は下校後からで、土曜と長期休み期間はいずれも午前8時から午後7時30分まで。日曜と祝日は休み。
対象は主に市内の小学校に通う児童で定員は40人。利用料金は1カ月8000円(保育料・税込み)で、別途でおやつ代などが加算される場合もあるが、生活保護世帯やひとり親世帯など利用者の家庭状況によって保育料が一部または全額免除される場合がある。
同クラブでは一時保育も受け入れているほか、中学生の利用についても相談に応じている。
申し込み、問い合わせは同クラブ=フリーダイヤル(0120)138136=へ。