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地域のにぎわい創出へ 来春開業、工事安全祈願 JR田沢湖線「前潟駅」【岩手】

前潟駅の外観完成イメージ(盛岡市提供)
前潟駅の安全祈願祭でくわ入れする谷藤市長(中央)ら関係者

 盛岡市がJR田沢湖線盛岡―大釜間に新たに整備する「前潟駅」は、5月から駅舎の建設が本格的に始まる。27日には同市上厨川前潟の現地で安全祈願祭が行われ、2023年3月の開業に向け、関係者が工事の無事を祈った。

 同駅建設では市が20年1月、JR東日本に請願書を提出。同年8月に基本協定を締結して準備を進め、21年8月に詳細設計が完了した。無人の請願駅で、ホームと駅舎の整備、出改札機器、業務システムなどの改修はJRが実施。今月中旬から工事の準備が行われていた。駅前広場は市が整備する。総事業費は約11億7000万円。

 市やJRによると、同駅はイオンモール盛岡北側に建設。敷地面積約1200平方メートル。駅舎は平屋建て。待合室や階段、ホームを含む延べ床面積は約410平方メートル。バリアフリーに対応し、スロープを設ける。

 市は通勤・通学、買い物などで1日当たり約1700人の利用を見込んでいる。

 安全祈願祭には市やJR、建設業者、地元自治会などから約30人が出席。谷藤裕明市長や久保公人JR盛岡支社長ら関係者がくわ入れを行った。

 谷藤市長は「前潟駅の整備は地域にぎわいの拠点としてまちづくりの推進につながり、市のさらなる発展に大きく寄与する」と期待し、久保支社長は「長年の地元住民の念願がかない、JRとしても地域の利便性を高めることに協力できる。この地に一層のにぎわいを創出したい」と話した。

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