北上・西和賀

半導体 特徴や役割紹介 企業寄贈書籍、パネル並ぶ 中央図書館ミニ企画展【北上】

北上市立中央図書館で開かれている「身近なフラッシュメモリ」展

 北上市本石町の市立中央図書館で7日、ミニ企画展「身近なフラッシュメモリ」展が始まった。フラッシュメモリ、半導体関連の書籍やパネルが出展され、半導体全般について分かりやすく紹介している。31日まで。

 市内に半導体大手子会社・キオクシア岩手が立地し、関連企業も進出する中、多くの市民に同社が製造するフラッシュメモリと半導体、業界について知ってもらおうと企画。

 同社が寄贈した書籍や解説パネル、同館所蔵の本を組み合わせて約50冊を展示した。

 児童書「フラッシュメモリのひみつ」や「電気のはたらき」などは、子供から大人まで楽しめる内容。一般書も「半導体の地政学」「日本半導体復権への道」「基本から分かる電子回路」など、幅広い半導体分野の書籍が並ぶ。

 パネルでは、膨大な記憶容量ながら小さくて軽いフラッシュメモリの特徴、スマートフォンなどにどう使われているかを簡潔に説明している。

 同館では「ぜひ地元の産業である半導体、フラッシュメモリを身近に感じ取っていただきたい」と来館を呼び掛けている。

 一部の館内閲覧用を除き、展示本は貸し出しもできる。月曜休館。

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