一関・平泉
うまいもん まるごといかが 農畜産物ＰＲ商品 来月８日まで注文受け付け 初夏の足音セット【一関】
一関市は８日、「おうちでうまいもん！まるごといちのせき農畜産物セット２０２２」の販売を始めた。２０２１年度に続く農畜産物のＰＲ企画商品で「初夏の足音セット」と名付け、市内２事業者が、異なる商品の詰め合わせを各１００セット限定で用意した。１セット当たりの販売価格は５０００円（税込み）で、７月８日まで市内２事業者がインターネットで注文を受け付けている。
企画商品は、首都圏などの大消費地に優良な農林畜産物を売り込むという市の地産外商事業の一環。新型コロナウイルスの影響で、東京都内の飲食店などで開催してきた食イベント「うまいもん！まるごといちのせきの日」のような人を集める開催手法が難しいことから、昨年度は自宅でフルコース料理を楽しめるイメージで、野菜ソムリエ上級プロが作成したレシピ付きの食材を販売している。
セット内容は２種類。新鮮館おおまち（同市大町）の詰め合わせは、▽市内産野菜（ミニトマト、タマネギ、スナップエンドウ）▽シュバイネハクセ（一関ミート）▽昔たまご（館ケ森アーク牧場）▽おさしみわかめ（気仙沼産）▽古代米雑穀（古代米おりざ）▽田村の梅（松栄堂）▽りんごジュース（ちば農園）。
道の駅むろね（同市室根町）の詰め合わせは、▽オヤマのからあげ▽オヤマのつくね▽冷凍めかぶ（気仙沼産）▽まるずわい蟹の炊き込みご飯の素（同）▽カタラーナ（カフェダイニングどんぐり）▽桑あんもち（いわいの里）▽ずんだアイスクリーム（松栄堂）―を提供する。
市地産地消・外商課によると、両セットとも野菜ソムリエのレシピ付きで、一部地域を除いて送料無料で販売する。今年度は「初夏の足音セット」を皮切りに、７月下旬に夏セット（仮称）の販売を予定している。
