観光誌「岩手宝国」発行 岩手日日新聞社

 岩手日日新聞社は、特別編集の観光誌「岩手宝国」を発行しました。縦29センチ×横26.1センチサイズ、48ページ、フルカラー。10万400部を印刷し、一般購読世帯へ無料配布するほか、観光案内施設、首都圏にある県のアンテナショップなどにも配置し、岩手の魅力を発信します。

 「平泉の文化遺産」の世界遺産登録を機に、2012年に第1弾を発刊し、その後は「岩手大陸」に体裁を変えながら発行を続けてきました。今回は、創刊10年を記念した総集編として、盛岡市在住の作家・松田十刻さんが特集を執筆。「栄耀の陰に鎮魂の歴史 平泉の文化遺産は平和の尊さを訴える」のタイトルで、これまでの特集を網羅しながら平泉の主要な歴史をまとめています。

 花巻エリア特集「また行きたくなる! 花巻のお湯めぐり」では花巻の温泉の魅力を紹介。他にも「いちのせき厳美街道ドライブ旅」をはじめ、各地の物産品の特集なども収録しています。

 21年に世界遺産登録10周年を迎えた平泉の平和理念を発信するとともに、新型コロナウイルスで落ち込んだ岩手の観光振興の一助となれば幸いです。

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