奥州・金ケ崎

チームカラーで活躍応援 市職員らTシャツ着用 球宴出場大谷選手【奥州】

エンゼルスのユニフォームTシャツを身に着けて業務に臨み、球宴の大谷選手を応援する奥州市職員

 米大リーグ・オールスター戦は19日(日本時間20日)にロサンゼルスで行われ、奥州市出身の大谷翔平選手(エンゼルス、花巻東高出)がア・リーグの1番指名打者(DH)で先発出場した。地元の同市では、市や大谷翔平選手ふるさと応援団が応援の取り組みを展開した。

 市の各庁舎では、職員がエンゼルスのユニホームスタイルのTシャツを着用して業務に当たり、応援へ思いを一つにした。大谷選手の背番号にちなんだ毎月17日の「大谷デー」に合わせて実施している取り組みを球宴でも実施。今月17日は日曜で閉庁だったため19日にも振り替えで行っており、2日連続でエンゼルスカラーが広がった。また、本庁舎と江刺総合支所では、ロビーのテレビのチャンネルを試合中継に合わせた。

 同応援団では、加盟企業などに大谷選手の球宴での活躍を応援するポスターをデータで送信。各事業所を通じて盛り上げを図った。

 大谷選手の出場は2年連続。試合では一回の第1打席で球宴初となる中前打を放った。その後安打はなく交代したものの、チームは勝利し市民は喜びに沸いた。市生涯学習スポーツ課の亀井貢係長(49)は「本人の抱負は本塁打だったが、安打もすごい。スターらしく活躍してくれた。アウトにはなったが、それも注目を浴びる機会になったと思う。次は2桁勝利・本塁打の記録を達成してほしいが、まずはけがなく無事にシーズンを戦い抜いてほしい」と話していた。

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