【電子号外】学院甲子園 中央破り12年ぶり7度目 夏の高校野球岩手大会
第104回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)は25日、盛岡市の県営球場で決勝が行われ、一関学院が最速152キロ右腕齋藤響介(3年)を擁す盛岡中央を3―2で下し、12年ぶり7度目の夏の甲子園出場を決めた。
一関学院は二回、5番小野唯斗(2年)の右前打を足掛かりに2死二塁とすると、7番千葉周永(3年)の左越え適時二塁打で先制。さらに9番菅野千陽(2年)の右前適時打で2点目を挙げた。
その後に同点に追い付かれたものの、六回に先頭の4番後藤叶翔(3年)の右越え二塁打とけん制悪送球で無死三塁とし、続く5番小野唯の中前適時打で勝ち越した。
先発した下手投げの小野涼介(2年)は緩急を織り交ぜた投球で盛岡中央打線を2点に抑えると、四回途中から救援した寺尾皇汰(2年)が1安打に封じる好投を見せ、一関学院が優勝を果たした。
全国大会は、8月6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。組み合わせ抽選は同3日。
▽決勝
盛岡中央 000 200 000|2
一関学院 020 001 00×|3