県内外
コロナ新規感染９６９人 平日・日中の相談・受診を
県と盛岡市は１６日、新たに１０歳未満～９０歳以上の男女９６９人の新型コロナウイルス感染確認を発表した。重症者はいない。患者累計は７万１１２４人となった。
保健所別の内訳は盛岡市２１９人、奥州１４１人、県央１４０人、中部１１５人、一関１００人、大船渡６４人、久慈５８人、二戸４７人、釜石４４人、宮古４１人。このうち大船渡と二戸は過去最多だった。
クラスター（感染者集団）は新たに４件発生。盛岡市の高齢者施設で計６人、県央保健所管内の高齢者施設で計８人、中部保健所管内の高齢者施設で計７人、医療施設で計６人が感染したほか、公表済み３件で新規患者が確認された。
直近１週間の人口１０万人当たり新規患者数は県全体６４８・８人、盛岡市９６６・０人でいずれも過去最多を更新。病床使用率は４１・８％。自宅療養者は１４５人減って８９２０人となった。
県は夜間の受診などで医療機関の負荷が増しているとして、平日・日中の医療機関などへの相談・受診に協力を呼び掛けている。
具体的には▽軽度の発熱や倦怠（けんたい）感などの場合は市販薬を服用する▽高熱が続くなどの場合は「診療・検査医療機関」で相談・受診する▽かかりつけ医がいないなどの場合は「受診・相談センター」に相談する―としている。
詳細は県のホームページに掲載している。
