奥州・金ケ崎

14業種体験に興味津々 胆江キッズワーカーズ【奥州】

胆江キッズワーカーズ2022で商品の陳列を体験する子供たち

 奥州市と金ケ崎町の小学生を対象とした職業体験事業「胆江キッズワーカーズ2022」(胆江青年懇話会主催)は10月30日、同市水沢字聖天の水沢地区センターで開かれた。両市町の企業などの協力で、多様な14の業種を子供たちが体験。会場限定の「給料」ももらいながら、子供たちが仕事の意義や地元の職業の数々に理解を深めた。

 仕事体験による職業・社会観の育成と地元就職の促進を目指し、奥州商工会議所青年部が2012年に始め、両市町の青年経済団体でつくる同懇話会が引き継いだ。新型コロナウイルスの感染拡大後は中止が続き、3年ぶりの開催。4~6年生約80人が参加し、会場に設けられた体験プログラムに取り組んだ。

 体験できる業種は製造やサービス、販売などさまざま。実際の業務に使う道具を使っての体験もあり、興味津々で取り組んだ。仕事をした時間に応じて会場限定の通貨「ベリー」が支給され、消費体験として用意された菓子などの買い物を楽しんだ。

 初めて参加した佐藤慶司朗君(水沢南4年)は「この地方に、こんなにたくさんの仕事があると分かった」と話していた。

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