奥州・金ケ崎

絵札目掛けダッシュ ジャンボかるた楽しむ 水沢・黒石【奥州】

黒石親子ジャンボかるた大会で絵札に飛び込む児童

 第34回黒石親子ジャンボかるた大会は15日、奥州市水沢の黒石小学校体育館で開かれた。地区を挙げて手作りした大きな絵札を使う正月恒例のイベント。同校児童ら参加者が体をいっぱいに使って正月の遊びを楽しんだ。

 同校区子ども会育成会連合会と黒石地区振興会が主催。かるたや絵札獲得者に贈る「木メダル」は、地区内の各子ども会や同校卒業生によるリーダー(ジュニアボランティア)、地域の施設関係者などが手描きしている。今回新たに12種類の絵札が作られ、「家族みんなで 手洗い消毒で 感染対策!」(内堀・めばえ・長根子ども会)「エンジン全開 おでかけタクシー くろタク号」(黒石地区センター)など、昨今の時事ネタや地域の話題が盛り込まれた。

 同日は児童27人や保護者らが参加。新作とこれまでに作られたかるたを使い、学年別や親子参加など区分を設けて競った。

 雪が少なく、当初予定していた同校グラウンドでの開催は体育館に変更となったものの、子供たちは元気にチャレンジ。札が読み上げられると走りだして絵札を探し、体ごと滑り込む姿も見られ、競技は盛り上がりを見せていた。

 初めて参加した菅原蓮君(1年)は「絵札を取るのが楽しい。取れてうれしい」と話していた。

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