一関・平泉
春 ひょっこり 藤沢・三浦さん方でフキノトウ【一関】
雪も少なく穏やかな天候が続く今冬。一関市藤沢町徳田字辻道の三浦文康さん（７４）方では早くもフキノトウが芽吹き、春の足音を感じさせている＝写真＝。
三浦さんが今季初めてフキノトウを確認したのは昨年１２月３０日。自宅門口近くで小さな芽が三つ出ているのを見つけたが、「そんなわけあるか」と驚きつつ、そのまま忘れて年を越したという。
１４日に庭を歩いていると、植木付近や自宅の裏で顔を出しているのを次々と発見。翌１５日にはさらに増え、数えると３０個以上あった。
「いつもは早くても２月に入ってから。こんなことはまずないよ」と三浦さん。一足早く姿を見せた春の味に「今年はばっけみそだけじゃなく、天ぷらにするのも良いな」とにやり。
