EC参入、販路拡大へ 「楽天市場」で県産品フェア【岩手】
県と楽天グループは、EC(電子商取引)を活用した販路構築を促進するため、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」で県産品を取り扱うフェア「買うなら岩手のものバーチャル物産展 楽天市場に出張中!」を25日に始めた。3月13日まで。
新型コロナウイルスの影響で外出機会が減る中、ECサイト市場が拡大していることから、県内企業の参入を促そうと2021年度に続き企画した。
22年9月下旬~11月中旬に出店を希望する県内企業を募集し、ECサイト参入を支援。今回のフェアには110社が出店し、精肉・肉加工品27店舗、魚介類・水産加工品13店舗、コメ・麺15店舗、スイーツ10店舗、その他49店舗がそろった。
販売促進策として、フェアでは一定金額以上買った客を対象に、1人複数回利用できる割引クーポンを発行し、県産品の消費喚起などにつなげる。
県産業経済交流課の金野拓美地域産業課長は「県内企業のEC参入は、他県と比べてあまり進んでいない。販路拡大の取り組みの一つとして企画を活用してもらい、他の事業者にも興味を持ってもらうきっかけにしたい」と話している。
物産展のURLは次の通り。
https://event.rakuten.co.jp/area/iwate/exhibition/index_test20230125.html