奥州・金ケ崎

城下彩るはやし屋台 4年ぶり日高火防祭 奥州

4年ぶりの日高火防祭で、締めくくりに水沢駅通りを練り歩くはやし屋台

 ゴールデンウイーク(GW)は29日、スタートした。新型コロナウイルス感染が落ち着き、行動制限が緩和された中、奥州市水沢では伝統を誇る日高火防祭(ひぶせまつり)が4年ぶりに行われ、6台のはやし屋台がみやびやかな音曲を奏でながら運行。好天にも恵まれて多くの観光客が詰め掛け、会場の通りはにぎやかな雰囲気に包まれた。【13面に関連】

 江戸時代に起きた大火を受け、水沢留守家の当主が火防を祈願したことで始まった祭りで300年余りの伝統があり、演奏される屋台囃(ばやし)は県無形民俗文化財に指定されている。新型コロナ感染拡大の影響で3年連続の中止となり、2019年以来、4年ぶりの開催となった。

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