奥州・金ケ崎
まちにあふれる笑顔 江刺甚句まつり開幕【奥州】
第５０回江刺甚句まつり（実行委主催）は３日、奥州市江刺で開幕した。初日は、江刺甚句を１５００人以上で一斉に踊るギネス世界記録の挑戦や小中学生による子供甚句踊りパレードなどが繰り広げられた。まつりは４日まで。【９面に関連】
今年度４２歳年祝連煌仁会（おうじんかい）（安部敏弘会長）、同２５年祝連陽翠心（ひすいしん）（大内結斗会長）による合同キャラバンは江刺地域の郊外を回るコースで行われ、ＪＡ江刺ふるさと市場など６カ所で演舞を披露した。夕方には大通り公園内のおまつり広場でも披露し観客を楽しませた。
おまつり広場では５０周年記念の功労者表彰式に続き、オープニングセレモニーでは実行委員会長の倉成淳市長が「４年ぶりの通常開催に戻り、天候にも恵まれ喜ばしい。祭りを通して地域を盛り上げていきたい」とあいさつ。地元消防団のはしご登りや歴代連のステージ発表などがにぎやかに行われた。
子供甚句踊りパレードは、小中６校の児童生徒と教職員の約１３５０人が参加。法被姿にうちわを手にした子どもたちが元気いっぱいに声を上げながら江刺甚句を踊り、沿道の観衆を魅了した。
最終日は、午前８時から両年祝連による江刺中心部での巡演のほか、おまつり広場や周辺の路上で午前に歴代連馬喰ばやし披露など、午後は江刺鹿踊（ししおどり）「百鹿大群舞」や１０００人余りの踊り手による江刺甚句大パレードなどが行われる。
