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仙台工場100周年 デザイン缶、きょう発売 キリンビール関係者PR

操業100周年記念で27日発売の一番搾りデザイン缶をPRする末武仙台工場長

 キリンビールの関係者は26日、盛岡市の岩手日日新聞社盛岡支社を訪れ、仙台工場(仙台市)の操業100周年を記念したビール商品「キリン一番搾り 仙台工場 100周年 デザイン缶」をアピールした。

 同工場は、地元資本のビール製造会社から工場と施設を引き継ぎ、1923(大正12)年7月に仙台市内でビール醸造を開始し、83年に現在地へ移転。2011年の東日本大震災の津波で大きな被害を受けたが再建し、23年7月に操業から100年を迎える。

 26日は末武将信仙台工場長ら同社関係者3人が訪れ、工場の歴史や東北への感謝、製品への思いなどを語った。末武工場長は「昔から原料にこだわってきたビール造りを振り返り、100年ご愛顧いただいた東北の皆さまに感謝し、さらにおいしくして届けたい」と意欲を新たにした。

 デザイン缶は350ミリリットル缶(6缶パック仕様)で、27日に発売。100周年のロゴと「ありがとう 東北とともに 次の100年へ」のフレーズを使い、感謝の気持ちを伝えている。

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