奥州・金ケ崎

パドル操り自然満喫 実践のカヌー教室 胆沢愛宕小児童【奥州】

自然を満喫しながらカヌーをこぐ児童

 奥州市立胆沢愛宕小学校(五安城宏彦校長、児童34人)の5、6年生13人を対象としたカヌー教室は13日、同市胆沢の馬留池で開かれた。地域の特色を生かした体育の授業の一環として、1年生の時から毎夏プールで習得に励んだ成果を発揮し、伸び伸びとパドルを操りながら、古里の豊かな自然を満喫した。

 同教室は2013年度に水沢カヌークラブの協力を得て開始。18年度からはカヌー・スラロームの元23歳以下日本代表の藤野浩太さん(34)を講師に迎え、4年生以下はプールで基本を習得、5年生以上は馬留池で実践に挑んできた。

 同市胆沢には16年の岩手国体の遺産であるカヌー競技場があり、五安城校長は「カヌーは胆沢ならではのスポーツ。全身のバランス感覚を養うのにも適しているというので、この教室での経験は児童が将来いろいろなスポーツに取り組むときにも役立つだろう」と話した。

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