快挙祝い横断幕 大谷 本塁打王 活躍たたえる 奥州市とふるさと応援団
奥州市出身で米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(花巻東高出)が日本選手初の本塁打王になったことを祝って、同市と大谷翔平選手ふるさと応援団は2日、同市水沢大手町の市役所本庁舎5階ベランダに「日本人初の快挙!! 祝MLB本塁打王 大谷翔平選手」と書いた横断幕を掲示した。
横断幕の大きさは縦1・2メートル、横10メートル。同ベランダには3月下旬から大谷選手が第5回ワールド・ベースボール・クラシックス(WBC)最優秀選手(MVP)になったことなどを祝う横断幕を掲示していたが、それと入れ替えた。
市協働まちづくり部生涯学習スポーツ課職員10人による掲示作業を見守った倉成淳市長は「大リーグ初をたくさん成し遂げ、2桁本塁打、2桁勝利という記録も充実し、素晴らしい活躍だった。記録と合わせて語られる大谷選手の人間性に地元としては誇りを持っている」と話した。
また、「日本人の可能性を非常に高いところにもっていってくれた」とたたえ、来季は打者に専念し、投手としての復帰は2025年になる見込みの大谷選手に「30代の円熟した二刀流を見せてほしい」と期待した。