県内外

被災地支援活動を報告 能登地震で盛岡の団体

能登半島地震の被災地で行った支援活動や現状、課題などを報告する寺井理事長(中央)

 盛岡市の復興支援団体「SAVE IWATE」(寺井良夫理事長)は20日、能登半島地震の被災地で行った炊き出し支援の報告会を同市内丸の県公会堂で開いた。被害状況をはじめ、活動内容、今後必要とされる支援などを報告し、理解と協力を呼び掛けた。

 本県から石川県に向かった同団体のスタッフら5人は12~16日の5日間、穴水町と七尾、珠洲両市の避難所で昼食や夕食にカレーライスやシチュー、豚汁など約570食分の炊き出しを行ったほか、寺井理事長は18日まで避難所の状況確認や物資提供を続けた。

 20日の報告会には関係者や支援者ら約40人が参加。寺井理事長をはじめ、現地で炊き出し支援を行った同団体のスタッフら6人が「能登の現状と長期的支援」と題して報告した。

 寺井理事長は建物や道路、インフラなど被害状況を写真のスライドを使って紹介し、「あまりにも過酷な現状があり、一刻も早い支援と長期的な支援の両方が必要だ」と語った。

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