奥州・金ケ崎

人との関わり 生態“発犬” 牛の博物館企画展【奥州】

えさし郷土文化館(奥州市江刺区)で所蔵するアイヌ赤犬(北海道犬)の物とされる犬の毛皮を用いたベスト。会場内で試着できる

 奥州市牛の博物館は、家族で楽しむミニ企画展2018「うしはく発犬伝」を28日まで同市前沢区字南陣場の同館で開催している。今年の干支(えと)にちなみ、犬の生態や体の仕組みの解説、犬と人との関わりを示す文化資料、犬の仲間の剝製など約60点を展示。牛と同様、暮らしの中でも身近な存在の動物を生物学、民俗学などさまざまな観点から紹介している。

 会場には犬にちなんだクイズや、犬の関連図書展示、毛皮の試着など子供たちの関心を集めるようなコーナーも設けた。同館の佐藤友映学芸調査員は「すごく身近だが、意外に犬のことを調べてみる機会は少ないと思う。家族で訪れて、楽しく学んでもらえれば」と話す。

 開館時間は午前9時30分から午後5時(入館4時30分)まで。年始4日までと月曜(祝日の場合は翌日)は休館。

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