光がいざなう幻想的世界 小岩井農場まきば園 ウィンターイルミネーション【岩手】
雫石町の小岩井農場まきば園で、童話「銀河鉄道の夜」をイメージしたイベント「小岩井ウィンターイルミネーション」が催されている。約130万球の発光ダイオード(LED)が厳冬の農場を彩り、訪れた家族連れやカップルを幻想的な物語の世界へいざなっている。28日まで。
会場では、LED約8万球を飾り付けた約40メートルの「光のトンネル」をはじめ、本物の蒸気機関車(SL)D51を装飾した「銀河鉄道SL」、LED約2万球をまとったゴージャスな雰囲気の「光のトラクター」などが色とりどりに輝く。星空のような光をバックに記念撮影をする人も多く、流行の“インスタ映え”するスポットとしても注目を集めている。
土曜日と最終日の28日には、午後7時30分から花火が打ち上げられる。同農場まきば園観光部の見世貴子主任は「雪が豊富にあるので、光と雪景色の美しいコントラストを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
点灯時間は午後3時から8時(土曜と28日は9時)まで。入園料は大人(中学生以上)800円、子供(5歳~小学6年生)は300円。4歳以下は無料。問い合わせは同農場まきば園=019(692)4321=へ。
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